黒孔雀 2
これの続きが気になるとのお便りをいくつかいただきました。
特に考えてなかったんですが、ご期待にそう方向で。(考えてないのはいつものことか)
そうそう、この二人はライバル設定なので、そう簡単に決着は付きませんよ?
ア「! タ・・・」
バララララ・・・その声を掻き消すような連続音とともにアデュラリアの足元に無数の弾丸が着弾した。
黒「その名前で呼ぶのはやめていただきましょう。<双銃鬼神>黒孔雀というのが今の呼び名です。」
硝煙をあげる銃口がゆっくりと上がっていく。
黒「動かないでいただきましょうか。今日は貴女の足止めが仕事ですから、おとなしくしていてくだされば、殺しはしませんよ?」
アデュラリアが転がるように横に飛ぶのと同時に、二つの銃口から撃ち出された無数の銃弾が縦横に空間を切り裂く。
黒「フフフ。なかなかあたりませんね。・・・残念ながら、時間切れのようです。」
ア「っ! まて!」
黒「また戦場で会いましょう、姉上・・・」
黒い影は現れた時と同じように闇の中に溶け、あとには、風に揺れる銀髪の姿が半ば呆然と立ち尽くしていた。
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コメント
ヒャー(@_@*)カッコ良すぎですーっ!
投稿: pumira | 2005/06/02 09:57
pumiraさん。
管理人です。コメントありがとうございます。
やはり、悪役はカッコよくなければなりません(^^。
うまくいったようで、ほっとしてます。
投稿: freya | 2005/06/03 00:14