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2007/10/07

黄金のアーンヴァル:星の女神

07100500
その神姫は、夜の闇を切り裂くようにしてボクの前に現れた。
白い建機型。
だけど、ボクの直感が、この神姫は普通の神姫では無いと告げていた。

07100501
白い神姫が、手に持っている杖のようなものを軽く振ると、彼女の周りにキラキラと星が瞬く。
それと同時に、ボクはめまいのようなものを感じてバランスを崩しそうになる。
一瞬だが、駆動部のログに大量のエラーが出ている。
何が起こったのかわからないが、厄介な仕掛けがあるようだ。

「わたしの名は、イシュタル。 白き星の女神。 天使よ、控えよ」
静かで丁寧な話し方だけど、感情の感じられない声が、空から降り注ぐように聞こえてくる。
「ボクが控えるいわれはありません。 あなたは、何者です?」
ボクの決然とした声に驚いたのか、わずかに目を見開いたイシュタルが続ける。
「いったはず。 わたしは「天の石版」を胸に収め、イシュタル(めがみ)となった者。 天使よ、わたしは寛大な神ゆえ選ばせてやろう」
イシュタルが杖をこちらに突きつけるように振ると、再び星が瞬き、大量のエラーが発生する。
「リセットされるか、破壊されるか?」

この手のやからはどうして同じようなことしか言わないのだろう、などと考えながらボクは答える。
「どちらもお断りです」

それにしてもこのエラー発生は厄介だ。
ダメもとでマスターに通信を入れてみる。
「マスター、彼女が杖を振るたびに駆動部に大量のエラーが出ます」
「神様を前にすると気圧されるらしいですよ、白子さん?」
通信を切って、コールも無視するように設定する。役立たずにもほどがある。

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イシュタルは心底哀れむような瞳でボクを見た。
「では、ここで破壊されよ」
ボクを見る目とはうって変わって、いとし子を見るように杖を見ながらイシュタルはささやくように言う。
「わたしのマスターが古バビロニアの遺跡より発掘した星のかけら。 それをハンマーヘッドにした「スターボウ(星のハンマー)」は、すべてを一撃で砕く。 苦しむことはあるまい」

07100504
「神器で破壊されること、誇りとせよ」


というわけで、白子の前に立ちはだかる未来神話研究機構のイシュタル用に、星のハンマーを作ってみましたよ。

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コメント

初見は驚きましたけど、「本人は至って真面目なのだが、
得物とエフェクトだけやたらファンシー」という
キャラクターなので建子さんという配役に納得(^^。

後半で仲間になったりすると頼りになりそう(普段は
浮世離れしてズレてるけど~)。

投稿: アユミルゲ | 2007/10/07 22:51

アユミルゲさん。
管理人です。コメントありがとうございます。

さすがわかってらっしゃる(^^。

これは猫子あたりが似合うかなぁとも思ったんですが、バステト用には別のものを用意しようと思い直してこうなりました。

白子の冒険もどうなりますことやら。

投稿: freya | 2007/10/08 08:07

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